Audi天白 サービスの村松で御座います。
寒暖の厳しさが続く毎日ですが、お体の調子は如何でしょうか?
さて、先達て大きなニュースが御座いました。
愛知県が誇る世界的なスターであるイチロー選手が引退を表明されました。
数々の輝かしい記録と感動を与えてくれた、平成の象徴とも呼べる方の
引退表明に、「平成」の終わりを感じる気がします。
しかしながら、これからは新たな時代の幕開けでもあります。
自動車業界にとっても更なる変革期を迎えます。
現在行われております通常国会にて、2020年を目途に
「自動車の自動運転」と「車検証の電子化」の車両法改正案が提出をされています。
ドイツ本国ではAudi A8を皮切りにA7とA6にも自動運転のレベル3が
搭載されており、「中央分離帯がある道路を時速60km以下で走行している渋滞中のみ」と
限られた状況下、限られた道路でのみですが運用がされています。
国土交通省の定める定義に置いて、自動運転のレベル3とは
「システムが全ての運転タスクを実施するが、システムの介入要求等に対して
ドライバーが適切に対応する事が必要」な条件付き自動運転とされています。
今回提出される法案では、車両システムによる運転中にはスマートフォンの操作や
読書をする事が認められる内容が盛り込まれているとの事です。
昔に夢見たSFの世界が段々近づいているのを楽しみにしている反面、
自動車は移動手段という考えがより強くなっている事により
「運転する楽しみ」が失われる寂しさも感じます…が、
事故の無い世の中とあらゆる方々がいつまでも車を安心して
ご利用頂ける、新たな時代に向けて期待が高まる今日この頃です。